設計担当者に必要な技術基準と注意の要点をどの様な形態で与えるかを教えます。
講師: |
伊豫部将三 氏
伊豫部技術士事務所 所長
技術士・機械部門
設計力向上委員会代表 |
日時: |
2025年1月29日(水)13:00〜17:00
特別集中講座
|
受講料: |
25,000円(消費税込)※テキスト代を含みます。 |
会場: |
オンライン講座(オンライン講座について)
職場・自宅 全国どこからでも参加できます。
「ZOOM」を使用します。
※アプリをインストールせずブラウザから参加できます。 |
※録音・録画・撮影はご遠慮下さい。
|
このボタンをクリックするとすぐにお申込ができます。 セミナーのお申込は買い物カゴには入らず直接お申込入力となります。
|
●受講のおすすめ
あなたの所では,設計担当者に間違いを作り込ませておいて,上司が後から探す検図を出図前に行ってはいませんか? 設計の間違い防止では,如何に設計途中で間違いの作り込みを未然予防するか? が,大切です。そのためには,作り込まれた間違いを後から探す検図をしていてはだめで,設計を進めて行く全過程に注意を払う必要があります。つまり検図の方式を,従来とは対応法を前向きに変える必要があります。
また間違いの形態には,不注意で発生する間違いと,判断による間違いの二種類があります。不注意の間違いは,注意すれば防げる間違いであり,これを上司・先輩や同僚の手を煩わし検図するのは,大変無駄なことであります。本人の注意が行き届かないのは,注意の仕方が判らないことと,業務へ集中できないためです。一方判断の間違いは,識らないことが原因の間違いです。つまり識らないのに勝手に判断し,間違いとするものです。
従って設計の働き方改革に貢献する間違い未然予防のために上司・先輩が組織的に必要な対応は,設計時に必要な技術基準と注意の要点をどの様な形態で事前に設計担当者へ事前に指導・与えるか? に,掛かっていると言えます。
これらの設計時に間違い作り込み未然予防に必要な検図と凡ミス退治の方法と考え方を,本セミナーでは講師の豊富な経験を許に,101のケーススタデイと現状実態例で具体的な対応法をご紹介致します。
セミナーのポイント
- 設計の働き方改革に貢献する検図取組み法
- 設計管理面から前向きの検図法
- 設計エラー未然予防対策としての検図のあり方・考え方
- 検図の基本と必要な基礎教育と指導方法
- 検図の上手な進め方・急所とポイント
- 設計エラーの事例と対処法
- 凡ミス防止の101のケーススタディ
●セミナープログラム
- 1.設計の働き方改革に貢献する凡ミス未然予防対策としての検図の考え方
- (1)検図による修正指摘と手戻りを減らすには,設計着手時から開始する
- (2)自分で確保できる品質は,設計者自身によるセルフチェック
- (3)間違い防止に必要な基礎技術教育と指導取組み法
- (4)標準化と基準類の資料類整備取組み法
- 2.設計の働き方改革と凡ミス退治に必要な検図の基本および心得と原則
- (1)本人が防げる簡単な間違いは,本人が原則予防し他人へ頼らない
- (2)判らないことは勝手に判断せず,先輩へ教わるか,試験で事前検証する
- (3)その都度その場で,設計ツールと指差し照合,確認印付けの習慣化
- (4)取合い・嵌合い・組合せ・相互関連ある個所同士の一緒記入を習慣化・他
- 3.機能検図と凡ミス防止
- (1)基本仕様設定面からの検図法
- (2)原理・方式・構造選択面からの検図法
- (3)性能値・品質値設定面からの検図法
- 4.コスト検図と凡ミス防止
- (1)コスト選択面からの検図法
- (2)工法設定面からの検図法
- (3)製造品質確保面からの検図法・他
- 5.製図・作図法検図と凡ミス防止
- (1)記入・入力ミス防止面からの検図法
- (2)干渉防止面からの検図法
- (3)演算・計算間違い防止面からの検図法・他
- 6.凡ミス事例と改善法
- (1)凡ミスとトラブル事例
- (2)設計トラブル改善事例
- ◎ 質疑応答
|