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化学物質管理の国際的な潮流や問題、各国の法規制やそれらへの対応をわかりやすく学ぶ!

化学物質規制の国際的動向とその対応セミナー

〜輸出入業務に役立つ国際的な化学物質規制に関する動向と対応策を学ぼう〜


   

国によって化学物質管理の法規制の基準や内容が異なる中で,グローバルビジネスを進めるための対処法を解説!

講師: 林 誠一
林技術士事務所 所長
技術士:化学部門
日時: 2024年6月26日(水) 13:00〜16:00
特別集中講座
受講料: 35,000円(消費税込)※テキスト代を含みます。
会場: オンライン講座(オンライン講座について
職場・自宅 全国どこからでも参加できます。
「ZOOM」を使用します。
※アプリをインストールせずブラウザから参加できます。

※録音・録画・撮影はご遠慮下さい。


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セミナーのお申込は買い物カゴには入らず直接お申込入力となります。


●受講のおすすめ

現在,国内で輸入,製造,使用されている化学物質は数万種類に上りますが,その中には危険性や有害性が不明な物質も少なくありません。世界各国で登録されている化学物質はEUのREACHで11万,アメリカTSCAで8万〜9万ですが,市場にある化学物質の安全性に係わる知見は不十分であり,化学物質の汚染リスクには国境がありません。したがって,化学物質管理は地球規模の問題であり,国際的な協調なしには,その推進は不可能です。

現在,法制度のある先進国間でも法規制の基準と内容に違いがあり,企業はその違いを考慮しながらグローバルビジネスを進めていかなければならず,どのような形で各国の法規制が整備されるかということは,企業活動の視点からみて重要なことです。

まず,化学物質管理に関し,OECDの化学品安全プログラムの実情,国際的に何が問題で,その潮流は,そしてどのように対処したらいいか。今日的課題についても解説します。国別では,EUのREACH規則,アメリカのTSCA,中国,韓国の化学物質管理,オーストラリア,カナダ,その他アジアの化学物質管理を理解しましょう。

そして,各国の規制に日本がどのように対応していくかが,考慮すべき重大事です。

●受講対象者
  • 輸出入業務担当者
  • 大学・研究機関での化学物質管理者
  • 省庁,役所等で化学物質管理担当者
  • 学校,病院等での化学物質管理担当者
  • 技術士または技術士補で化学物質管理に関心がある人
  • その他,化学物質管理経験者でさらに上を目指す人

●セミナープログラム

1.国際的な化学物質管理の枠組み
1.1 WSSD
1.2 OECD
2.各国の化学物質管理関係の法律
2.1 EU(REACH規則)
2.2 アメリカ(TSCA)
2.3 中国
2.4 韓国
2.5 オーストラリア カナダ
2.6 その他(タイ,ベトナム,インドネシア,インド,台湾)
3.日本の対応
3.1 ASEAN共通のデータベース構築
3.2 アジア各国との調和(管理水準のレベル合わせ)
3.3 その他(ベトナム,タイとの協力)
4.GHS(国際標準Globally Harmonized System)という考え方
4.1 いきさつ
4.2 対象(川上から川下)
4.3 GHS分類
    (国際的に統一された化学品の危険有害性の種類と程度の分類)
5.CLP規則
(Classification, Labelling and Packaging of substances and mixtures GHSをベースとしたEU域内における化学品の分類,表示,包装に関する規則)
5.1 CLP規則とは
5.2 (GHS)の物質及び混合物の分類,ラベル,包装の三要素
6.RoHS指令
(Restriction of the use of certain Hazardous Substances and electronic equipment)
6.1 RoHS指令とは
6.2 特定有害物質とは
6.3 CEマーク
7.これからの国際協調と課題
7.1 化学管理システムの新興国への浸透
7.2 ASEANケミカルデータベース(AJCSD)
7.3 ナノマテリアル規制
◎ 質疑応答

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