射出成形の基礎技術(材料、金型、設計)、成形不良ごとの発生メカニズム、具体的な不良対策を1日で習得
講師: |
加藤 秀昭 氏
加藤技術士事務所 所長 |
日時: |
2025年2月7日(金)10:00〜16:30
1日集中講座
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受講料: |
43,000円(消費税込) |
会場: |
オンライン講座(オンライン講座について)
職場・自宅 全国どこからでも参加できます。
「ZOOM」を使用します。
※アプリをインストールせずブラウザから参加できます。 |
※録音・録画・撮影はご遠慮下さい。
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●受講のおすすめ
成形現場で発生する成形不良は、対策が簡易なものから、対策しても繰り返し発生する不良、不良が複数箇所で発生して対策が難しいものなどさまざまです。そのため、成形不良の対策方法が多岐にわたり、成形品形状、成形品への要求仕様、成形材料などの違いで適切な対策が異なります。
また、成形現場では日常業務に追われ、成形技術の基礎を正しく学ぶ機会がないため、成形不良に対する基本的な対策ができずに再発を繰り返しています。
そこで、成形技術の基礎と不良対策について学ぶセミナーを開催いたします。本セミナーでは、材料、設計、金型などの基礎、成形不良ごとの発生メカニズム、射出成形不良対策などについて、豊富な事例と演習を通して詳しく解説します。そして、事例演習では受講者の個別の回答に沿った実践活用できるアドバイス、不良発生メカニズムに基づいた提案をしますので、明日から現場で実践することができます。
●セミナープログラム
1.射出成形技術の基礎
(1)射出成形不良の種類と発生原因
(2)成形材料の基礎知識
(3)成形品設計の基礎知識
(4)成形技術の基礎
(5)金型設計技術の基礎
2.成形不良ごとの発生メカニズムの解説
(1)シリンダ内部の影響で発生する不良
熱分解(樹脂やけ、黒点)、シルバーストリーク
(2)溶融樹脂の流れの影響で発生する不良
ジェッティング、ウェルドライン、ひけ
(3)金型キャビティ充填で発生する不良
バリ、断熱圧縮ガスやけ
(4)金型離型で発生する不良
クラック、白化、真空密着
(5)複合要因で発生する不良
変形、そり、寸法不良
3.成形不良対策の事例・演習
・シリンダ影響の不良
・樹脂流動不良(バリ、ショートショット)
・外観不良(フローマークなど)
・金型作動不良
・そり・変形不良
・寸法不良
4.成形不良対策の考え方
・対策の正しい順序
(1)金型作動、金型不具合
(2)変形対策
(3)寸法不良(形条件が決定後)
(4)外観不良
・不良対策が他の不良原因にならない検討
・シリンダ影響の不良は成形機や材料も検討
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