戻るホームへ戻るセミナー
 

「ものづくり力」のアウトプットがBOM/BOPです

現場でほんとうに役立つ生産管理システムのための
BOM/BOP作成法


   

目的別BOMの業務最適化は生産管理システムの全体整合性を欠きムダを発生させる!!

講師: 間舘正義
日本コストプランニング(株)代表取締役
経営士,「生産士1級」
日時: 2025年9月26日(金)13:00〜17:00
特別集中講座
受講料: 25,000円(消費税込)※テキスト代を含みます。
会場: オンライン講座(オンライン講座について
職場・自宅 全国どこからでも参加できます。
「ZOOM」を使用します。
※アプリをインストールせずブラウザから参加できます。

※録音・録画・撮影はご遠慮下さい。


受講申込 このボタンをクリックするとすぐにお申込ができます。
セミナーのお申込は買い物カゴには入らず直接お申込入力となります。


●受講のおすすめ

製造企業は,製品を作って,売ることによってこの利益を得ることです。このとき,製造企業は,生産性を高めることによって製品コストの低減を図り,顧客への品切れをなくタイムリーに製品を提供する,それらの活動の中で,過剰な在庫を保有しないことが求められます。つまり,必要なモノ(製品)を,必要な時に,必要な場所に,必要な数量だけ提供することです。これが,生産管理です。

そして,デジタル情報技術の進展は,ITが生産管理システムに無くてはならない道具になって,企業の変革をもたらそうという試みでもあります。

その一方で,製造企業では,「ものづくり力の低下」が言われています。ものづくり力は,製品を作るうえで,協力会社を含め保有する設備機械や作業方法などの資源を用いて,製品の品質を確保し,希望する納期通りに,最小のコストで作る方法を決めることでもあります。

この「ものづくり力」のアウトプットが,BOM/BOPであり,生産管理の中核になります。

また,生産管理では,ITシステム・ベンダーが中心になってシステム化が進められてきました。その結果,業務全体を理解するのではなく,目的別BOMなど一部の業務最適化を図ることになっています。これは,生産管理システム全体の整合性を欠くことになり,不必要(ムダ)な業務を発生させ,業務の効率を低下させることになっています。

本セミナーでは,生産管理システムの実務とあるべき姿,そして原理原則を紹介し,中核となるBOM/BOPを作成するために必要な考え方やロジックなどを解説します。そのうえで強い「生産管理」の在り方を教えます。


●セミナープログラム

1.生産管理は会社の基幹システムである
1)経営管理と生産管理の狙い
2)経営管理と生産管理を数値で見る
3)生産管理と基礎になるBOM/BOP,多目的BOM?
2.生産はMRP方式と製番方式に大別できる
1)MRP生産方式とは
2)製番生産方式とは
3)MRP生産方式と製番生産方式の比較
3.生産管理に必要なBOM/BOPの機能・要件とは
1)まず生産の用語と意味を正しく理解すること
2)BOM/BOPを正しく定義する(意味と機能のズレが問題を生む)
3)目的別BOMとM-BOM(製造部品表)の役割・機能・使い方の違い
4.現場で役に立つ生産管理システムのためのBOM/BOP
1)製品開発・設計でのE-BOM(設計部品表)を整理する
2)生産準備段階でM-BOM(製造部品表)とBOP(工程表)を作る
3)M-BOM(製造部品表)を作ってみよう
4)BOM/BOPと所要量計算,作業スケジュールに展開するロジック
5)BOP(工程表)を使って,作業スケジュールを作ってみよう
6)生産計画に変更が生じたら何をする!頻繁な変更は?
5.現場で役に立つ生産管理システムのために
1)生産管理システムに必要な情報の精度とは
2)BOPとワークセンター(作業区)の整合性について
◎ 質疑応答

戻るホームへ戻るセミナー