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1日でわかる!プラスチックの材料特性


   
講師: 田口 宏之
田口技術士事務所 代表
日時: 2025年10月15日(水)13:00〜17:00
特別集中講座
受講料: 33,000円(消費税込)
会場: オンライン講座(オンライン講座について
職場・自宅 全国どこからでも参加できます。
「ZOOM」を使用します。
※アプリをインストールせずブラウザから参加できます。

※録音・録画・撮影はご遠慮下さい。


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セミナーのお申込は買い物カゴには入らず直接お申込入力となります。


●受講のおすすめ

製品や設備の低コスト化、軽量化、高品質化などに対する要求は高まるばかりです。それらの要求に応えるための有効手段の一つがプラスチックの活用でしょう。しかし、技術者がプラスチックの材料特性をしっかり理解した上で活用しているかというと、そうとはいえないケースが多いように感じます。

例えば、プラスチックには吸水性や劣化、粘弾性特性などの注意すべき特性があります。品質の高いプラスチック製品に仕上げるためには、そのような材料特性についてしっかり学んでおく必要があります。

しかし、技術者がプラスチックの材料特性について学ぶ機会は非常に少ないのが実情です。工学系の学校でも材料に関する授業は金属材料が中心です。企業内においてもプラスチックの材料特性について学ぶ機会は非常に少ないといわざるを得ません。プラスチックに関する書籍も多数出版されていますが、多くが材料自体の専門家や成形・金型の技術者に向けて書かれたものです。材料や成形が専門ではない技術者が読むには難解すぎたり、知る必要のない内容だったりすることが多いといえます。

そこで、業務でプラスチックを使用する技術者を対象として、プラスチックの材料特性を学ぶセミナーを開催いたします。

本セミナーでは、豊富な経験を持つ講師が、化学式などの難解な部分は極力省き、図や動画、多くの事例を用いてわかりやすく解説します。

本セミナーを受講することで、プラスチックを業務で活用する際に注意すべき材料特性、さらに品質トラブルを低減するポイントを習得することができます。

●受講対象者
  • 業務でプラスチックを使用する設計、生産技術、製造、品質部門の担当者

●セミナープログラム

I.プラスチック材料の基礎知識
1. なぜこれほど使われるようになったのか?プラスチックのメリット
2. 市場で起きている不具合事例で考えるプラスチックのデメリット
3. これだけは押さえておきたい金属材料との違い
4. 熱硬化性プラスチックの種類と用途例
5. 熱可塑性プラスチックの種類と用途例
1-5-1 結晶性プラスチック/非晶性プラスチック
1-5-2 汎用プラスチック
1-5-3 エンジニアリングプラスチック
6. 環境配慮(リサイクル材料/再生材料)
7. 配合剤(添加剤)
II.プラスチックの基本特性と活用のポイント
1.物理特性と活用のポイント
2-1-1 MFR/MVRと分子量
2-1-2 成形収縮率
2-1-3 密度/比重
2-1-4 吸水率
2.機械特性と活用のポイント
2-2-1 引張特性
2-2-2 曲げ特性
2-2-3 衝撃特性
3.熱特性と活用のポイント
2-3-2 荷重たわみ温度
2-3-3 線膨張係数
2-3-4 熱伝導率
2-3-5 難燃性(燃焼性)
4.電気特性
III.トラブルを防ぐ!プラスチックの応用特性と活用のポイント
1.粘弾性特性と活用のポイント
3-1-1 クリープ
3-1-2 応力緩和
2.劣化と設計のポイント
3-2-1 熱劣化
3-2-2 加水分解
3-2-3 紫外線劣化
3-2-4 劣化の寿命予測(アレニウスプロット)
4.耐薬品性と活用のポイント
5.加工特性と活用のポイント

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