FTA/ETAの概要とHAZOP/LOPAの実施方法,そしてSIL/SIF/SISの導入方法を基礎から解説!
講師: |
池田 和人 氏
池田和人技術士事務所 代表
技術士(総合技術監理部門/化学部門) |
日時: |
2025年9月16日(火)13:00〜16:00
特別集中講座
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受講料: |
35,000円(消費税込)※テキスト代を含みます。 |
会場: |
オンライン講座(オンライン講座について)
職場・自宅 全国どこからでも参加できます。
「ZOOM」を使用します。
※アプリをインストールせずブラウザから参加できます。 |
※録音・録画・撮影はご遠慮下さい。
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●受講のおすすめ
本講座では,化学プラントのリスクアセスメント手法として世界で広く用いられている定性評価手法『HAZOP』と,定量評価手法『LOPA』について解説します。リスクアセスメントは,安全機能の追加の要否を判定するために行うものです。そこで本講座では,LOPAの適合性判断結果がNGになる場合を敢えて取り上げ,安全度水準(SIL)を用いた安全計装機能(SIF)の追加方法も解説します。なお,本講座の前半では,リスクアセスメント手法の全体像と,リスクアセスメントの論理の基礎となるFTA・ETAについても解説します。
- セミナーのポイント
- プラントにおけるHAZOP-LOPAの実施手法を丁寧に解説
- 発生頻度と失敗確率PFD(Probability of Failure on Demand)の本質を解説
- LOPAでの適合性判断手法とSIL・SIF・SISの導入方法について事例を用いて解説
- リスクアセスメントの基本(FTAとETA)についてポイント解説
- HAZOP-LOPAを行う余裕がない場合の簡易的リスクアセスメント手法をポイント解説
- 受講対象者
- 化学製品の研究開発,プロセス開発,プラント設計,プラント運転,現場スタッフ,生産技術,設備管理,運転管理,保安管理,保守管理,安全環境マネジメント,品質管理等に従事されている方
- プロセスエンジニア,プラントエンジニア,ケミカルエンジニア,メカニカルエンジニア等の方
- 最近話題のHAZOP-LOPAの実施方法とSIL/SIF/SISの導入方法を学びたい方
- FTA/ETAの実施方法を学びたい方
- 化学企業の設備投資にかかるリスクアセスメント手法を学びたい方(企業経営者,M&A関係者,金融機関の投融資関係者等)
●セミナープログラム
- 1.リスクアセスメントの概要
- 1-1.プラントのリスクアセスメント方法
- 1-2.「定性評価手法」と「定量評価手法」
- 1-3.本日の前提プロセス(バッチ重合プロセス)
- 2.リスクアセスメントの基本(FTA/ETA)
- 2-1.「Fault Tree Analysis(FTA)」とは
- 2-2.「Event Tree Analysis(ETA)」とは
- 2-3.FTAとETAの本質的な違い
- 3.HAZOP&LOPA
- 3-1.「Hazard and Operability Studies(HAZOP)」の実施方法
- 3-2.HAZOPから「Layers of Protection Analysis(LOPA)」へ
- 3-3.LOPAシートの作り方
- 3-4.「IPL(独立防護層)」と「非IPL(非独立防護層)」とは
- 3-5.確率と頻度の考え方
- 3-6.「Probability of failure on demand(PFD)」とは
- 3-7.HAZOP/LOPAの結論と追加設備の考え方
- 4.SIL/SIF/BPCS/SIS
- 4-1.HAZOP/LOPAからSILの選定へ
- 4-2.「SIL(Safety Integrity Level:安全度水準)」とは
- 4-3.「SIF(Safety Instrumented Function:安全計装機能)」とは
- 4-4.「SIS(Safety Instrumented System:安全計装システム)」とは
- 5.その他
- 5-1.簡易的リスクアセスメント手法
- 5-2.本質安全設計とは
- ◎ 質疑応答
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