異物不良ゼロを実現し,やればできるという成功体験を味わい,一人ひとりのやる気につながる取り組みをしてみませんか!
講師: |
大谷 みさお 氏
(株)ロンド・アプリウェアサービス |
日時: |
2025年10月17日(金)13:00〜16:00
特別集中講座
|
受講料: |
35,000円(消費税込)※テキスト代を含みます。 |
会場: |
オンライン講座(オンライン講座について)
職場・自宅 全国どこからでも参加できます。
「ZOOM」を使用します。
※アプリをインストールせずブラウザから参加できます。 |
※録音・録画・撮影はご遠慮下さい。
|
このボタンをクリックするとすぐにお申込ができます。 セミナーのお申込は買い物カゴには入らず直接お申込入力となります。
|
●受講のおすすめ
ものづくりが進化すると,異物という難敵と戦うことになります。
世界の産業は,繊維→鉄→電機→自動車と主役交代し続け,今はデジタルが主役になっています。これからはデジタル時代であるということには,誰も反論しないでしょう。実際に,デジタル関連産業の規模は拡大し,その勢いは衰えていません。
デジタル社会における製造業の中心は,半導体や電子デバイスです。従来までその分野に関係のなかった業態の企業も,次世代の成長に乗り遅れまいと,盛んに参入しています。
しかし,参入してまず立ちはだかる壁が,ものづくりの環境の違いです。それまで一般環境でものづくりをしていた企業にとって,クリーンルームでのものづくりは,わからないことだらけなのです。
つまり,わからないものだらけの異物との戦いに直面します。そのような難敵(異物)とどのように戦えばいいのでしょうか。答えは,簡単です。相手(異物)の正体を知り,居場所を知り(発生工程),撃退する方法を知り,それを実施すればいいのです。
これが,本講座で紹介する「異物ゼロへのアプローチ」です。
- セミナーのポイント
- 異物の発生工程がわからない,対策をしても異物不良がなくならないなど,異物がなくならない6つの理由を解説。
- 異物の発生メカニズムや6つの伝達経路など,異物の正体を解説。
- 現物分析,工程限定,徹底清掃,発生源対策,伝達経路対策,清掃基準書の作成,異物管理の7つのステップと20の原則を,具体的に解説。
- 受講対象者
- 製造部門の管理・監督者
- 製造現場作業従事者
- 品質管理スタッフ 等
●セミナープログラム
- 1.異物不良をゼロにするには
- 1-1 異物不良がなくならない6つの理由
- ① 異物の正体がわからない
- ② 異物の発生工程がわからない
- ③ ①と②の理由で自分達なりの異物対策をしているが異物不良がなくならない
- ④ 清掃がおざなり
- ⑤ 上記③と④の理由で,「異物不良はなくならない」とあきらめている
- ⑥ 上記⑤の理由で,現場は異物だらけなのに放置している
- 1-2 異物の発生メカニズムを知る
- 1-3 異物の正体を知る
- 1-4 8つの発生源から38種の異物が発生する
- 1-5 6つの伝達経路がある
- 2.異物ゼロへのアプローチ
- 1ステップ:現物分析(物性・大きさ・形・色)
- 2ステップ:工程限定(4つの工程限定の方法)
- 3ステップ:徹底清掃
- ① 徹底清掃の目的
- ② 徹底清掃準備
- ③ 3つのリスト
- ④ 仕上げ清掃
- ⑤ 2回目清掃
- 4ステップ:発生源対策
- ① 購入品から流れ込んでくる異物
- ② 前工程から流れ込んでくる異物
- ③ 外気から流れ込んでくる異物
- ④ 材料から発生する異物
- ⑤ 設備から発生する異物
- ⑥ 人から発生する異物
- ⑦ 備品から発生する異物
- ⑧ 製品から発生する異物
- 5ステップ:伝達経路対策
- ① 流れ込み対策
- ② 落ちる異物への対策
- ③ 気流を制御する
- ④ 静電気対策
- ⑤ 接触する異物対策=発生源対策
- ⑥ 再付着対策(設備改造)
- 6ステップ:清掃基準書の作成(ビデオ標準による教育)
- 7ステップ:異物管理(6つの施策)
- 3.異物不良ゼロの20の原則を整備して異物不良をゼロにしよう
- ◎ 質疑応答
|