化学物質事故の実例をもとに,事故を防ぐにはどうすればよいかを考える!!
講師: |
山本 光一 氏
山本技術士・気象予報士事務所 所長
技術士:上下水道部門
気象予報士 |
日時: |
2025年11月13日(木)13:00〜16:30
特別集中講座
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受講料: |
25,000円(消費税込)※テキスト代を含みます。 |
会場: |
オンライン講座(オンライン講座について)
職場・自宅 全国どこからでも参加できます。
「ZOOM」を使用します。
※アプリをインストールせずブラウザから参加できます。 |
※録音・録画・撮影はご遠慮下さい。
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●受講のおすすめ
厚生労働省の調査によると,化学物質に関連の強い労働災害(事故の型が有害物等との接触,爆発,火災によるもの)は,直近10年間で,年間500件前後で推移しており,減少は見られません。年間500件とありますが,実際は未報告の軽微な事故等を含めると,もっと多いと思われます。また,職業がんの労災補償の新規支給決定者は,石綿による中皮腫・肺がんを中心に年間約1,000人に達します。
そのような化学物質が原因の事故はなぜ発生したか,事故例の原因を探り,対策を考えることにより,化学物質管理には何をどのように対策し,注意すればいいのかが,基礎論を初めに学ぶより,しっかり身に付きます。事故原因と対策を考える上では,各々の化学物質の性質,取り扱いの基礎,関係法令も学ぶ必要があります。
そこで本セミナーでは,化学物質事故の実例をもとに,事故を防ぐにはどうすればよいか受講者も一緒に考えることにより,化学物質管理の重要ポイントが確実に身につくような内容にしました。
- 本セミナーを受講することで習得できること
- 化学物質を現場で正しく,安全に,また環境に配慮して使用することが出来る
- 化学物質事故を事前に防ぐことができる
- 化学物質関係の法規制の基礎が理解できる
- ◎受講対象者
- 分析・試験・研究業務などで化学物質を扱っている方で経験が少ない方および経験の浅い人を指導している方
- 化学工場などの製造現場で化学物質を取り扱っている方
- 人事,総務等で労務管理に携わっている方
- 事業所の環境・安全担当者
●セミナープログラム
- 1.はじめに
- 2.化学物質が原因の事故例
- (1)事故の実例と原因,対策
- ① 死亡事故
- ② 薬傷,火傷
- ③ 中毒
- ④ 火災,爆発(静電気によるものを含む)
- ⑤ 遅発性疾病(職業がんなど)
- (2)事故例から学ぶこと
- (3)ハインリッヒの法則
- (4)ヒヤリハット
- 3.化学物質管理の基礎
- (1)化学物質の購入と廃棄の注意点
- (2)化学物質の使用時の注意点
- (3)化学物質と法規制および法規制に基づく管理
- a. 毒物および劇物取締法
- b. 消防法
- c. 労働安全衛生法および労働安全衛生規則
- d. 化管法
- e. 化審法
- f. その他
- (4)化学物質の体内への侵入防止と保護具
- (5)SDSとGHS
- (6)事故の応急措置
- (7)静電気対策
- 4.労働衛生の3管理
- 5.労働災害防止について
- 6.化学物質管理の重要ポイントのまとめ
- 7.化学物質関係の資格
- ◎ 質疑応答
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