|
◎EV化が叫ばれる昨今ですが,ハイブリッド車,非日米欧向け車など,まだまだエンジン(ICE:内燃機関)は残ります。
◎R32スカイラインGTR RB26エンジンの企画・開発に携わった講師がエンジンを分解しながらエンジンの基礎を語ります。
受講者の皆様には,普段は見ることもさわることもないピストンなどを見て,手にとって触ってみてください。
| 講師: |
佐々木 宏 氏
P.E Office SASAKI(佐々木技術士事務所 代表)
技術士(機械部門)
監理技術者(機械器具設置,管工事) |
| 日時: |
2026年3月17日(火)13:00〜17:00
特別集中講座
|
| 受講料: |
35,000円(消費税込)※テキスト代を含みます。 |
| 会場: |
機械振興会館・研修室
東京都港区芝公園3−5−8
(東京タワー直前 TEL 03-3434-8211)
地下鉄日比谷線神谷町下車徒歩5分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図 |
※録音・録画・撮影はご遠慮下さい。
|
このボタンをクリックするとすぐにお申込ができます。 セミナーのお申込は買い物カゴには入らず直接お申込入力となります。
|
●受講のおすすめ
受講対象者のイメージ
1)エンジン部品メーカーに勤めている方
2)自動車部品メーカーに勤めている方
3)エンジン部品の素材メーカーに勤めている方
4)エンジンに興味がある方
そのような方で,エンジンの中身(ピストンなど)を見たことがない方にいわゆるエンジンの主運動系部品を見て触ってもらえる講座です。特に分解途中でエンジンを手回ししてもらってその感触を感じてもらい,分解したあとエンジン部品を手にとってみていただきます。
本来はカーメーカーでもエンジン開発に関わる社員が受講するような社内研修の一部を実施します。自動車部品業界の企業様が自社で出来ない実物のエンジンを目の前にしたエンジン技術講座です。
受講者には自分が担当する部品の位置づけを実物のエンジンから感じ取ってもらい,モチベーションの向上につなげていただこうと願っています。
講師は日産自動車(株)パワートレイン開発本部エンジン開発部で33年間,1980年代以降の新エンジンの開発に従事し,R32スカイラインGTRのRB26エンジンの企画・開発に携わり,その前にはルマン耐久レースエンジンの開発にも携わってきた技術士です。また,海外で生産する旧型エンジンの適合開発にも関わってきました。日産のエンジンの隅々まで知る講師がエンジンの基本の“キ”を目の前でエンジンを分解しながら教えていきます。
●セミナープログラム
- 1.4サイクルエンジンの基本
- 1−1 吸気,圧縮,爆発(膨張),排気行程
- 1−2 動弁系(カムシャフト,吸排バルブ)
- 1−3 主運動系部品
- 2.エンジン分解
- 2−1 カムシャフトとチェーン
- 2−2 手回し実習【1】
圧縮行程を実感(点火プラグ有無)
- 2−3 手回し実習【2】
フリクションロスを実感(シリンダーヘッド有無=カムシャフト駆動力)
- 2−4 手回し実習【3】
クランクシャフトのみのフリクションを実感
- 3.主運動系部品について
- 3−1 コンロッド
- 3−2 ビストンとピストンリング
- 4.冷却水通路
- 5.オイル通路
- 6.エンジン組み立て
- 6−1 ピストンリング
- 6−2 組み立て時の約束ごと
- ◎ 質疑応答
|