蒸気タービン-理論と構造- |
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A4判・565頁・くるみ製本 定価:9,600円(消費税込)+送料 ア・ヴェ・シチェグリヤノフ、ベェ・エス・トロヤノフスキー共著 永島俊三郎 訳
目 次 第1章 タービンプラントの熱サイクル 1‐1 タービン発達の略歴 1−2 蒸気タービンの典型的な構造 1‐3 タービンプラントの熱サイクルと蒸気条件が熱効率に及ぼす影響 1‐4 熱と電力の併給 1−5 給水の再生式加熱 1−6 原子力発電所のタービンプラント 1−7 ソ連における発電用陸用蒸気タービンの主要形式 第2章 タービン翼列内の蒸気の流れ 2−1 圧縮性流体の基礎運動方程式 2‐2 流路内の実際流におけるエネルギ損失 2−3 タービン翼列 2−4 タービン翼列における流れのエネルギ損失 2−5 超音速流 2−6 タービン翼列の流量係数と流出角度 2−7 タービン翼列内の湿り蒸気流 第3章 タービン段落 3−1 軸流段落におけるエネルギの変換 3−2 段落翼効率 3−3 段落特性の選定と計算 3−4 半径方向の流れ状態が変化することを考慮した段の計算 3−5 大扇形度段の計画とその翼プロフィル設計 3−6 速度複式段 第4章 段内部効率 4−1 円板摩擦損失 4‐2 蒸気の部分噴射とそれに伴う効率低下 4‐3 2列速度段の計算例 4−4 段内部漏えい損失 4−5 段落効率に及ぼす蒸気湿り度の影響 4−6 段落と翼の構造例 第5章 多段蒸気タービン 5−1 多段蒸気タービンの作動過程 5‐2 再熱係数 5−3 動翼の浸食とタービン流路部における湿分分離方式 5‐4 タービンの軸シール 5‐5 弁類と排気室 5‐6 軸方向推力とそのバランス方法 第6章 多段タービンの構造選定と計算 6−1 多段タービンの構造選定の基本 6−2 1列段タービンの限界出力と最終段寸法の選定 6−3 タービンの熱配分 6−4 タービンユニットとタービン流路部の各段落グループの効率の推定 6−5 タービン回転数、軸とケーシングの選定 6−6 多段復水タービンの熱計算例 第7章 状態変化時のタービン性能 7−1 タービン段反動度と段通過流量 7−2 運転状態変化と段効率との関係 7−3 状態変化時のタービン段の詳細計算 7−4 容積流量が変化した時の復水タービン最終段 7−5 作動状態変化時のタービン段圧力と熱落差分布 7−6 蒸気流量が変化した時と各種加減方式におけるタービンの熱過程 7−7 蒸気加減方式の選定 7−8 変圧運転による出力制御 第8章 蒸気状態変化とタービン出力の関係 8−1 入口圧力の変化 8−2 入口蒸気温度と再熱温度の変化 8−3 排気圧力とタービン出力の関係 8−4 部分負荷状態におけるタービン推力 第9章 復水タービンの構造 9−1 タービン構造の一般原則 9−2 ソ連製タービンの構造 9−3 ソ連以外の外国製タービン 9−4 原子力タービンの構造 第10章 熱併給発電タービン 10‐1 背圧タービン 10‐2 抽気タービン 10‐3 1段抽気タービンの計算と状態線図の作成例 10‐4 2段抽気タービン 10‐5 2段暖房用熱供給用抽気タ−ビン 第11章 背圧タービンと抽気タービンの構造 11‐1背圧タービン 11‐2抽気タービン 11‐3変速運転をするタービン 第12章日本における蒸気タービン 12‐1日本における陸用蒸気タービン 12‐1‐1日本における陸用蒸気タービンの歴史 12‐1‐2日本の代表的な陸用蒸気タービン 12‐2日本における舶用蒸気タービン 12‐2‐1日本における舶用蒸気タービンの発展の略歴 12‐2‐2舶用蒸気タービンに要求される品質 12‐2‐3タ−ビンの構造例 |