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様々な原因で目指すべきレベルに到達していない在庫管理の問題点解決!!

適正在庫の決め方と在庫削減のすすめ方マニアル


   

あらゆる在庫に関する課題に対応,在庫削減を成功させる!!

新刊好評発売中!
くるみ製本(A4判・約100頁)
定価:15,200円(消費税込)+送料

CD-ROM版CD-ROM版+くるみ製本もあります。


◎編著:佐々木 伸
            日本ビジネスブレーン(株)代表取締役

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●おすすめの言葉

製造業の基本的な課題として,QCDの向上が挙げられ,とかく在庫の問題が後回しになっています。逆にいうとQCDを向上させるために在庫を活用しているともいえます。担当者の方は「流れている在庫は生きている在庫だから有効に使っており,そのような在庫はよい在庫だ,だからこれだけの在庫が必要なのだ!」と言われます。確かに生きている在庫は,生産の効率向上や顧客の要望を満足させるために必要でしょう。しかしそのような在庫は正しい在庫基準に沿って設定されているでしょうか?例えば,一度欠品を起こしたために,過剰に在庫を抱えてしまっている企業を多く見受けます。良い在庫というからには,妥当な量の基準があってしかるべきです。
このように基準の未設定や遵守管理が弱く,気付かない間に多くの在庫が溜まってしまい,死蔵在庫,滞留在庫の増大で首を絞めている企業を多く見受けます。例えば,欠品を恐れるあまり多くの在庫を抱えたり,ライフサイクルが短い家電商品で,その終息のタイミングが製造と販売で合わせられないために,過大な在庫を抱えてしまった等の悲鳴を聞きます。これなどは基準自体が守られてないため,悪い在庫を抱えているケースです。
また在庫の多さに苦労しているにも関わらず,多くの欠品を発生し納期遵守率が上がらないという企業も見受けられます。このようにニッチもサッチもいかない状態で悩んでいる企業も多いでしょう。これは管理の仕方やレベルの問題と捉えるべきでしょう。
このように一口に在庫管理といっても様々な原因で目指すべきレベルに到達できていないのが現状です。
そこで本書では,これらの課題に対応するために以下の狙いを持ってまとめました。

  1. 在庫の発生原因,在庫の目的,在庫の区分,在庫の管理指標等の基本的な考え方の理解
  2. 適正在庫設定を目指した基本的な在庫基準の決め方の理解
  3. 改善のための幅広い在庫削減手法の紹介
  4. 過大な在庫を持たずに,顧客満足度向上と業務効率の両立を狙ったSCMの紹介
これらを通して在庫管理に携わっている方々の日々の業務を支援したいと考えております。
ぜひお役に立てていただければと思います。


ページ見本

●内容項目

1.経営と在庫
1.1 ROAからの管理指標体系(在庫の位置付け)
1.2 事業成功要因と管理指標体系(在庫の位置付け)
1.3 経営と業務の双方からみた管理指標体系(在庫の位置付け)
2.在庫の発生と必要性
2.1 在庫発生ポイント
2.2 ライフサイクルと在庫の関係
2.3 生産形態種類と在庫の関係
2.4 生産形態と在庫の必要性
3.在庫の目的・メリット・デメリット
3.1 在庫の目的とメリット
3.2 在庫のデメリット
3.3 在庫過多の原因例
4.在庫の種類
4.1 受注特性と在庫への要望
4.2 受注特性と在庫への要望(自動車部品での例)
4.3 在庫の区分
5.在庫の管理指標
5.1 在庫回転率,回転期間
5.2 在庫金額(在庫数量*単価)
5.3 在庫精度
5.4 在庫精度の悪くなる原因
6.在庫を決める業務方式
6.1 発注方式
6.2 予測方法
7.在庫基準
7.1 在庫を変動させる要素
7.2 在庫基準
7.3 発注方式
7.4 ロット在庫と安全在庫(適正在庫)
7.5 発注点
7.6 定期発注方式の発注量
7.7 平均在庫量,最大在庫量
7.8 在庫の層別管理
8.在庫管理手法
8.1 生産形態と在庫/納期遵守率
8.2 生産管理システムでの生産区分と在庫の対応
8.3 在庫最小,納期遵守率最高を目指した製品体系構成例
8.4 生産計画・発注・納入方式
8.5 現品管理
8.6 情報システム
9.在庫削減方式
9.1 在庫削減策体系
9.2 在庫削減の考え方
9.3 在庫削減対策(例)
9.4 個別在庫削減案体系
9.5 在庫層別と在庫管理方法
9.6 リードタイムの短縮
9.7 ライン編成形態
9.8 混流生産
9.9 多能工化
9.10 小ロット化
9.11 生産性向上
9.12 計画サイクル,計画対象期間の短縮(月次,週次)
9.13 購買リードタイム短縮
9.14 物流改善
9.15 情報システム活用
9.16 廃棄基準
9.17 商品特性から見える改革活動体系例
9.18 具体的在庫削減手順
10.SCM概要と在庫
10.1 SCMとは
10.2 SCMでのプロセス分析手法
10.3 SCM分析例
10.4 SCM構築例
10.5 SCM指標例
10.6 SCM構築ステップ
10.7 サプライチェーン構造の整理と管理方法の検討
10.8 SCMツール
11.まとめ
12.終わりに

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