サプライヤーとの間で起こる「品質問題」「納期遅延」「コスト高」の解決方法を詳しく解説! 満足できる部品調達を実現するサプライヤー管理と運用マニアル |
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サプライヤー管理は基礎知識と運用方法が大切! 新刊発売開始! くるみ製本(A4判・約90頁) 定価:15,000円(消費税込)+送料 ※CD-ROM版、CD-ROM版+くるみ製本もあります。 ◎編著:佐々木 伸 日本ビジネスブレーン(株)代表取締役
●おすすめの言葉多くの購買部門では、サプライヤーとの間で品質問題、納期遅延、コスト高などの対応に苦労しています。購買担当者がこれらの問題について正しい対応方法を理解していれば解決できるのですが、現実は、経験や勘、見よう見まねで行っているので問題解決に至っていません。たとえば購買品の価格交渉でも、一律的な買いたたきではなく、緻密な戦略に基づいた理詰めのアプローチが大切です。購買対象品は特注品や汎用品のように性格も違えば、サプライヤーと自社の関わり方も違います。満足できる購買を行うには、多くの購買に関わる要素を分析し、それらを最適に組み合わせ、相手との幅広い交渉を経てはじめて納得のいく取り引きができるのです。 また、新規サプライヤー採用を行うにも、その開拓・評価・認定の対応が不十分な場合、認定サプライヤーの新陳代謝ができなくなります。新規サプライヤーを開拓するには何からどうすればよいかという基本的なことを理解していない担当者も少なくありません。 さらに大規模感染症や大震災などが発生すると、部品調達のリードタイムが長期化するという問題を引き起こします。このような問題に柔軟に対応できる企業は多くはありません。一方でトヨタなどをみると同じ業界の中でも被害が少なく抑えられています。それに対して「大きな災害にあってもトヨタの業績が非常によいのは在庫を多く持っているためだ」という指摘がありますが、それは必ずしも正しくありません。確かに大きな災害が起きてから在庫の持ち方を見直してはいますが、それだけですべてが解決できるわけではありません。このような問題への対策は、サプライチェーンにおけるリスク対応力の強化が必要であり、その基本的な考え方と進め方を正しく理解しておかなくてはなりません。 本書は、購買の基本的な知識とそれを基に実際の原価低減案の発想、それを基にした価格交渉の進め方、サプライチェーンにおけるリスクマネジメントのあり方などをまとめましたので、若手の購買マンからベテランの購買マンまで活用していただけるはずです。 ●内容項目
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