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検図担当者のための機械製図アドバンス講座【後編】

機械設計製図と高度な検図の対処法(検図上級者向け)


   

検図担当者のための機械製図アドバンス講座【前編】
『機械設計製図、検図の極意(検図者向け)』

とセットで受講される場合は50,000円(消費税込)でご受講いただけます。

講師: 村山 省己
TSF自動化研究所 代表
東海大学工学部非常勤教員(元教授)
日時: 2021年10月27日(水)14:00〜17:00
特別集中講座
受講料: 30,000円(消費税込)
前編・後編セット受講の場合 50,000円(消費税込)
通信欄にその旨をご記入ください。
会場: オンライン講座(オンライン講座について
職場・自宅 全国どこからでも参加できます。
「ZOOM」を使用します。
※アプリをインストールせずブラウザから参加できます。

※録音・録画はご遠慮下さい。


受講申込 このボタンをクリックするとすぐにお申込ができます。
セミナーのお申込は買い物カゴには入らず直接お申込入力となります。


●受講のおすすめ

設計者の方へ問題です。ある加工品の品質について考えてください。
旋削工程で100個の加工品を測定し工程能力指数を計算するとCp値=1.0でした。
この工程は信頼性があるのでしょうか?信頼性がないとすると、どのように改善しなければならないのでしょうか?図面の公差の見直しも必要でしょうか?

±1S(Sは標準偏差)の範囲が68%ですが、不良品の発生する確率は何%でしょうか? 公差(規格幅)の見直しによって不良品の出ない安定した生産ができることになります。

検図担当者の役割は図面に間違いがないかをチェックし設計者に修正させることだけではなく要求仕様に対してQCDが守られているか判断する重要な役割を担っています。
同時に、検図を通じて若手設計者を指導し教育することも求められており、検図に必要な様々な設計製図に係る専門的な知識を必要とします。本講座では、要求仕様を満足する品質保証対策、故障対策や安全対策から見た検図力を養成します。

本講座を受講するメリット:
  1. 設計計算から図面寸法の決定のプロセスを理解し、要求仕様から設計製図に必要な検図の重要ポイントを学ぶことができます
  2. 検図担当者が指摘しなければならない要求仕様との整合性や品質トラブル、機械故障、人的災害を防ぐための対策を知ることができます

●セミナープログラム

(準備するもの:検図用作図で使用:・A4方眼紙(数枚)と20cm直定規)
1.QCDに対応した検図法
1-1.  品質機能展開や原価目標に対処する検図法・・・部品図作成情報の根拠の決定方法を学ぶ!
1-1.1. 製品の基本戦略
1-1-2. 目標原価の設定法
1-1-3. 加工費算出法
1-1-4. 原価低減の手法
1-1-5. QFD(品質機能展開)手法
1-1-6. 品質表の作成方法
1-1-7. 品質機能展開表
1-2.  品質保証や故障対策に対処する検図法・・・機械(製品)の品質評価方法を学ぶ!
1-2-1. 品質管理手法
1-2-2. 標準偏差と確率
1-2-3. 工程能力指数
1-2-4. 偏りを加味した工程能力指数
1-2-5. 設備設計デザインレビューと品質保証
1-2-6. 品質保証対策
1-3. 機械故障対策に対処する検図法・・・機械(製品)の信頼性評価方法を学ぶ!
1-3-1. 可動率向上対策
1-3-2. 頻発停止とは
1-3-3. 頻発停止の発生源対策
1-3-4. ドカ停故障の予防
1-3-5. 故障しない機械設計のポイント
1-4. 安全対策に対処する検図法・・・機械(製品)の安全性評価方法を学ぶ!
1-4-1. 労働安全衛生法
1-4-2. リスクアセスメント
1-4-3. リスク発生範囲と想定される災害
1-4-4. リスクの見積り
1-4-5. ロボットの安全対策
2.図面の検図演習
2-1.  要求仕様や目標性能を反映した検図法・・・チェックリストから検図法を学ぶ!
2-1.1. 基本事項
2-1-2. コンタミ、キズ対策
2-1-3. 安全、防災対策
2-1-4. 作業性対策
2-1-5. 省エネルギー・リサイクル対策
2-1-6. メンテナンス対策
2-1-7. コスト削減対策
2-2. 減速機設計製図の検図演習・・・要求仕様から装置の製図・検図の極意を学ぶ!
2-2-1. 機械設計のプロセス
2-2-2. 機械設計条件
2-2-3. 機械設計計算例
2-2-4. 3D組立図例
2-2-5. 2D組立図例
2-2-6. 3D部品図例
2-2-7. 2D部品図を検図(演習)

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