講師: |
本間 峰一 氏
株式会社ほんま 代表取締役 |
日時: |
2023年2月21日(火)13:00〜17:00
特別集中講座
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受講料: |
22,000円(消費税込)
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会場: |
オンライン講座(オンライン講座について)
職場・自宅 全国どこからでも参加できます。
「ZOOM」を使用します。
※アプリをインストールせずブラウザから参加できます。 |
※録音・録画・撮影はご遠慮下さい。
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●受講のおすすめ
生産活動の管理に生産管理システムに代表されるITシステムを使っていない工場はほとんどありません。ところが、高額な投資をしてシステムを導入したにもかかわらず、製造指示書や注文票などの生産伝票の発行にしかシステムを使っていない工場が数多くいます。さらに社内に生産管理システムがあるにも関わらず工場スタッフが工場の中を走り回って製造進捗管理をしているといった工場もあります。
近年、人手不足の深刻化に部品の調達納期遅れが重なり、製造納期の管理が難しくなっています。人手による管理だけでは十分な工場運営が行えず、生産管理システムを活用しないと効率的な生産が行えない時代となってきました。
本セミナーでは、日本の製造業を取り巻く環境変化の中で、製造工場が生産管理システムなどのITシステムを活用していくための方法について活用事例を交えて詳しく紹介します。経験豊富な講師から生産管理システムを正しく効果的に活用するための条件とポイントを修得し、生産性向上に応用しましょう。また、実際の生産現場でシステムをうまく活用できなかった原因とその対策ポイントも講義いたします!
- 本セミナーを受講いただくことで、以下を習得することができます。
- なぜ自社の生産管理システムがうまく動かないのかを包括的に理解できる
- 生産管理システムの活用を推進するためのヒントを掴む
- システムを効果的に活用するための条件を修得することで、生産管理の改善点が分かる
- <受講対象者>
- 工場の生産管理スタッフ、情報システム担当者、管理職
- 生産設備・工程の立ち上げで新しくシステムを導入したが、うまく工程が回らないと感じている方
- 生産管理部門、資材部門、生産技術部門、製造部門、企画部門の方
●セミナープログラム
- 1.生産管理システムの役割と活用目的を整理する
- (1)生産管理システムの役割を整理する
- (2)工場管理の人海戦術とExcel頼りを解消する
- (3)余剰在庫を見える化して適正在庫を実現する
- a.余剰在庫の分析方法
- b.需要変動対応安全在庫と生産遅延対応安全在庫を使い分ける
- c.仕掛品在庫と製造リードタイムの関係
- (4)リードタイムを短縮して納期対応力を高める
- a.各工程におけるリードタイムの定義
- b.リードタイム短縮の基本
- c.製造リードタイムと滞留時間の分析による納期を短縮する
- (5)生産性を高めて利益を創出する
- a.個別原価計算の注意点
- b.TOCスループット会計による利益創出
- c.生産平準化の重要性
- 2.生産管理に関わる基本用語と基礎知識の解説
- (1)工場の生産方式の違いと管理ポイント
- a.受注生産、計画生産、先行手配型受注生産の違い
- (2)生産管理システムの主な機能
- a.部品展開、在庫引当、
- b.部品表(BOM)と工順表(BOP)
- c.工程管理機能(MES)とスケジューラのしくみ
- (3)主な生産管理手法とその特徴
- a.発注点管理方式と定期発注方式
- b.製番管理と製造ロット番号管理
- c.在庫補充管理(MRP、定期発注、かんばん)
- (4)MRP(資材所要量計画)の概要となぜ上手く使えないか
- 3.生産管理システムを使いこなすための秘訣
- (1)生産伝票発行機状態にとどまっている
- a.外部環境の変化
- b.現場が指示通りに生産してくれない
- c.販売計画や内示があてにならない
- d.注文納期通りに部品が入ってこない
- (2)ERPパッケージ利用の時代からプロトタイプ開発の時代へ
- (3)生産管理システムが機能しない理由
- a.システム構築に入る前に行うこと
- b.現場に協力してもらうには
- c.コンサルタントの役割
- 4.生産管理システムの活用で効果を上げた例
- (1)滞留時間にメスを入れて製造リードタイムを短縮した工場
- (2)スケジューラを活用して生産性とリードタイムを改善した工場
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