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カーボンニュートラルへの取り組みは現代企業の最重要課題です。

カーボンニュートラルと新しいエネルギー起源CO2削減方法


   

エクセルギー理論に基づくエネルギー削減手法を実践的に指導します。

講師: 武田彰夫
株式会社MIC武田技術士事務所 代表取締役
技術士 (情報工学,環境)
日時: 2022年12月6日(火)10:00〜16:00
1日集中講座
受講料: 43,000円(消費税込)※テキスト代を含みます。
会場: オンライン講座(オンライン講座について
職場・自宅 全国どこからでも参加できます。
「ZOOM」を使用します。
※アプリをインストールせずブラウザから参加できます。

※録音・録画・撮影はご遠慮下さい。


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セミナーのお申込は買い物カゴには入らず直接お申込入力となります。


●受講のおすすめ

カーボンニュートラルへの取り組みは,現代企業の最重要の課題となっており,2050年までにカーボンニュートラルを達成すると宣言した企業も多数あります。

日本を含む世界における温室効果ガスの排出要因は,企業を含め,大半がエネルギー起源です。企業によって,非エネルギー起源の温室効果ガス発生量が多い業種もありますが,この場合でも,エネルギー起源の温室効果ガスは高いウエイトを占めます。企業にとってのカーボンニュートラルとは,エネルギー起源のCO2をいかにして,低コストで削減するかという問題ととらえられます。

エネルギー起源CO2の削減対策として,省エネルギーと再生可能エネルギーの導入が挙げられますが,後者は,基本的にコストアップを招きます。費用対効果の高い省エネルギーが可能であれば,省エネルギーの促進こそ,企業のカーボンニュートラル対策の決定打です。

このようなことは,行政でも認識されており,2023年度より,省エネルギー法上のエネルギーの定義が,再生可能エネルギーを除くエネルギーから,「再生可能エネルギーを含むすべてのエネルギー」に変わります。社会全体のCO2排出量削減のためには,エネルギー全体の削減が必要なためです。

このような動きに対し,我が国企業の大半は,従来の省エネルギー技術で対応せざるを得ない状況ですが,従来法には,「改善率が大きく稼げないこと」,「費用対効果の高い施策の提案が困難なこと」という重大な欠陥があります。

これらの欠陥を克服するエネルギーの理論がエクセルギーです。エクセルギーの理論は,内外の科学者から,その有用性が多方面で指摘されながら,企業での活用は進んでいませんでした。

本セミナーでは,エクセルギー理論に基づく,新しいエネルギー削減手法を,実践的・発展的に学びます。

◎対象受講者
  • カーボンニュートラル関連部署および関係者
  • 省エネルギー・エネルギーマネジメントの担当者および関係者
  • ISO事務局および関係者
  • 省エネルギー技術に関連する研究者

●セミナープログラム

I.カーボンニュートラルの概要
1)カーボンニュートラルの潮流
2)カーボンニュートラルの要求に対する従来法の限界
II.カーボンニュートラルのためのエクセルギー理論の概要
1)エクセルギーとは何か
2)エネルギーとエクセルギーの違い
3)エクセルギーのメリット
4)エクセルギーの計算法
III.エクセルギーを応用した新しいエネルギー削減手法の習得
エネルギー設備において,最も一般的なボイラーシステムの実際解析事例に基づき,徹底的に手法を学びます。
エクセルギー理論は,化学プロセスや再生可能エネルギーなど,あらゆるエネルギープロセスの解析に適用できるため,ボイラーシステム以外の解析法も,その概略を学びます。
1)ボイラーシステムの解析手法の習得
  表計算ツールを用いて,簡単な演習を交えて理解を深めます。
2)その他のエネルギープロセス解析手法の理解
  ・コンプレッサーシステム
  ・空調機システム
◎ 質疑応答

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