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様々な導電性炭素材料の基礎から,特徴を最大限に引き出すための応用までを学ぶ!

導電性炭素材料の特徴と技術・市場トレンド
〜導電性カーボンブラック・カーボンナノチューブ・グラフェン〜


   

様々な素材を目的とする用途に応じて使いこなすことが,特徴あるノウハウや製品を生み出すポイントです。導電性炭素材料に関する技術的内容を,わかりやすく詳細に解説!

講師: 前野 聖二
機能性カーボンフィラー研究会 副会長
技術士(化学部門)
日時: 2022年12月23日(金)13:00〜16:00
特別集中講座
受講料: 25,000円(消費税込)※テキスト代を含みます。
会場: オンライン講座(オンライン講座について
職場・自宅 全国どこからでも参加できます。
「ZOOM」を使用します。
※アプリをインストールせずブラウザから参加できます。

※録音・録画・撮影はご遠慮下さい。


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セミナーのお申込は買い物カゴには入らず直接お申込入力となります。


●受講のおすすめ

セミナーの主旨(学習のねらい)

導電性炭素材料とは,樹脂や塗料など絶縁性の材料に導電性を付与する素材です。導電性炭素材料には,古くから使われる導電性カーボンブラックから,近年注目されている最先端のカーボンナノチューブやグラフェンなど,様々な素材が存在します。これらの素材を目的とする用途に応じて使いこなすことが,特徴あるノウハウや製品を生み出すポイントとなります。
本講では,まず,導電性炭素材料の種類や特徴といった基礎を学びます。さらに,これらの素材の特徴を最大限引き出すための高導電化技術や,最適分散手法などの応用について学習します。導電性炭素材料に関する技術的内容を分かりやすく,かつ詳細に解説します。

キーワード
導電性カーボンブラック,ケッチェンブラック,アセチレンブラック,導電性炭素材料,ナノカーボン,グラフェン,カーボンナノチューブ,CNT
習得できる知識
  • 各種導電性炭素材料の特徴と種類,メリット・デメリット
  • 導電性炭素複合材料の高導電化・高分散化技術
  • 昨今の技術・市場トレンド
講師のPRポイント

一貫して導電性炭素材料やそれらの塗料・樹脂複合材料の技術開発に従事。導電性カーボンブラック製造メーカーに勤務した経験もあります。 ナノカーボンをはじめとする炭素材料全般の知識と人脈があり,具体的な課題・展望についての紹介が可能です。


●セミナープログラム

緒言  情報交流(人脈力)の重要性
第1部 導電性炭素材料入門
1.各種導電性炭素材料の種類,製法,構造
<種類>
  • 導電性炭素材料とは?
  • 導電性カーボンブラック
  • グラファイト
  • 炭素繊維
  • カーボンナノチューブ
  • VGCF(気相成長法炭素繊維)
  • グラフェン
<製法>
  • 導電性カーボンブラック:オイルファーネス法,アセチレンガス分解法
  • カーボンナノチューブ:気相成長法,カーボンアーク法
  • グラフェン:ハマーズ法,黒鉛剥離法
<構造>
  • 導電性カーボンブラック:グラフェン,一次粒子,アグリゲート,アグロメレート,表面官能基,結晶性,DBP吸収量,凝集体径
  • カーボンナノチューブ:単層・多層ナノチューブ
  • グラフェン:単層・多層グラフェン,酸化グラフェン
  • 各種導電性炭素材料の構造
  • 導電性フィラーの位置づけ(導電性マップ)
2.ターゲット市場とその成長性
  • 樹脂複合材市場,パワーソース分野用途例・自動車用バッテリー分野
  • リチウムイオン電池・燃料電池・キャパシタ
第2部 導電性炭素材料の性能を最大限引き出すために
3.高導電化技術
  • 導電性測定方法
  • 分散状態(凝集塊量)と導電性
  • 樹脂の影響(単一樹脂系,二成分樹脂系)
  • 充填材の影響
  • 成形条件の影響
  • 導電性精密コントロール技術(高抵抗値安定化技術)
  • 高導電化技術
  • 帯電圧半減期低減技術
4.導電性炭素材料の高性能化(炭素材料改質技術)
  • 表面官能基付与・結晶性の増大
◎ 質疑応答

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