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組込みソフトウェアも対象としたシステムのDRのやり方

組込みシステムのためのデザインレビュー


   

対象者 組込みソフトウェアエンジニア,組込みシステムエンジニア,組込みシステムのプロジェクト管理者,品質管理者,ハードウェア(電気・機械)エンジニア

講師: 野村和哉
技術士:情報工学部門/経営工学部門/電気電子部門/総合技術監理部門
ITコーディネータ
日時: 2023年12月6日(水)13:00〜16:00
特別集中講座
受講料: 25,000円(消費税込)※テキスト代を含みます。
会場: オンライン講座(オンライン講座について
職場・自宅 全国どこからでも参加できます。
「ZOOM」を使用します。
※アプリをインストールせずブラウザから参加できます。

※録音・録画・撮影はご遠慮下さい。


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●受講のおすすめ

近年,組込みソフトウェア規模が肥大化する一方で,ソフトウェア品質向上に対する要求も増しています。とくに,設計に関する不具合は,工程を大きく遅延させるだけでなく,潜在バグの原因ともなり,設計品質を担保することは重要課題と考えられます。しかし,ハードウェアの設計開発を平行しつつ,ソフトウェア仕様を固めることは困難であり,デザインレビューのタイミングで,レビュー対象にソフトウェアを入れない対応が続いているのではないでしょうか。つまり,ソフトウェアの品質の作り込みについては,後手に回っている様に思います。

デザインレビューは新しい技術ではありません。工業製品を企画開発するときに,設計工程での品質向上が,製品ライフサイクルを通した品質向上および損益改善に有効であることが分かったために広まった手法です。設計審査という用語に訳され,設計フェーズ終了のためのゲートであることを強調されることもあります。また,組込みシステムにおけるハードウェアとソフトウェアのように,製造工程や品質保証の考え方の異なるサブシステムから構成されるシステムにおいても有効な手法となります。

このセミナーでは,組込みソフトウェアも対象とした組込みシステムのデザインレビューについて,実践的で効果をあげる方法について解説します。
是非ご受講下さい。


●セミナープログラム

1.Design Review(DR)の考え方
1.1 デザインレビューの目的
1.2 組込みシステムの特殊性
1.3 工程で造り込むべき品質とは
2.DRに至るプロセス
2.1 DRのための準備
  a. デザインパターン
  b. コーディング規約
  c. 要求事項のトレーサビリティ
2.2 ライフサイクルにおけるレビュー目的の設定〜組込み特性を考慮して〜
2.3 DR体制と管理
3.DR実施
3.1 組込みの専門性(ハード/ソフト/モデル/モジュール)を考慮したレビュワの選定
3.2 レビュワにレビュー目的/権限を確認〜形式的なレビューとしないために〜
3.3 レビューの実施
3.4 レビュイーのフォローアップ
4.DR後のプロセス
4.1 モニタリング
4.2 仕様変更時の差分レビュー
5.DRのワークショップ
5.1 レビュイーとレビュワに分かれて,DRを体験 組込みシステムのデザインレビューへの理解を深める
◎ 質疑応答

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