品質工学の考え方,SN比の計算方法,パラメータ設計の手順等 ロバスト設計手法を基礎から学び,開発段階から信頼性を確保しよう!
講師: |
富島 明 氏
富島技術開発サポートセンタ・所長 |
日時: |
平成30年7月3日(火) 10:00~17:00
1日集中講座
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受講料: |
42,000円(消費税込) |
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(テキストおよび昼食を含みます。) |
会場: |
新技術開発センター研修室
東京都千代田区一番町17-2 一番町ビル3F
TEL 03(5276)9033
地下鉄半蔵門線 半蔵門駅徒歩2分
地下鉄有楽町線 麹町駅徒歩5分
(受講券に地図を添付いたします)
会場地図 |
※録音・録画はご遠慮下さい。
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●受講のおすすめ
ともすれば難解と思われていたタグチメソッドを,長年指導してきたベテラン講師が,品質工学の基礎から応用までをわかりやすく指導致します。
効率良い最適な条件を見出し,是非,製品の開発・設計に活用されることを!
品質工学を導入した企業はもとより,より理解したいと思っている企業の推進者,開発研究者,設計担当者,管理職の方(専門は問いません)にもおすすめです。
是非,ご受講下さい!
講師派遣セミナーもOKです。当社事務局にご相談下さい
●セミナープログラム
- 1.ロバスト設計
- (1)ロバスト設計とは
- (2)代表的なロバスト設計
- a.理論式や実験式の数理を使う方法
- b.統計的数値を使う方法
- (3)品質工学の推進
- a.科学と工学のちがい
- b.製品開発の流れ
- c.製品開発のスピードアップのための技術開発
- d.技術開発の要件(動特性の利点)
- e.技術開発の要件を満たす品質工学的実験
- f.日米の研究開発の差
- g.製品開発と技術開発
- h.品質工学による開発
- 2.品質工学の成り立ち
- (1)QS9000とタグチメソッド,実験計画法
- (2)生産性向上と品質工学
- (3)タグチメソッド(品質工学)で何が出来るか
- (4)タグチメソッドのツールとしての実験計画法の移り変わり
- 3.品質工学とパラメータ設計
- (1)品質工学とは
- a.品質工学とタグチメソッド
- b.品質工学の定義
- c.品質工学の大系
- (2)製品開発に於けるノイズとの戦い
- a.品質の良い製品とは
- b.ノイズ退治
- (3)パラメータ設計
- a.パラメータ設計とは
- b.理想機能
- c.技術の評価
- d.SN比の導入
- e.SN比の種類
- f.因子の種類
- g.最適設計
- 4.基本機能
- (1)機能の種類
- (2)基本機能の考え方
- (3)目的機能・基本機能の例
- 5.SN比の計算
- (1)SN比の種類
- a.機能性の測度SN比
- b.静特性のSN比
- c.動特性のSN比
- d.開発段階における評価測度の選択
- (2)動特性のSN比の計算式
- a.ゼロ点比例式の場合
- b.一次式の場合
- c.入力・出力が計量値・デジタルの組み合わせの場合
- (3)静特性のSN比の計算式
- a.望目特性
- b.ゼロ望目特性
- c.望小特性
- d.望大特性の例
- 6.実験計画-直交表とその使い方
- (1)内側実験と外側実験
- a.割付のパターン
- b.静特性の割付の例
- 1)内側・外側ともに多元配置の例
- 2)直交表利用のすすめ
- (2)直交表とは
- a.直交表L8
- b.直交表の種類
- c.直交表の選び方
- d.直交表選択の一般的ルール
- (3)誤差因子の調合または省略
- a.誤差因子の調合
- b.誤差因子調合のための予備実験
- c.動特性の実験
- (4)直交表のいろいろな使い方
- a.直交表の基本的な使い方
- b.直交表を変形して使う方法
- 1)ダミー法
- 2)組み合わせ法
- 3)多水準作成法
- 7.パラメータ設計の手順
- (1)パラメータ設計の手順
- (2)パラメータ設計の詳細手順
- 8.動特性の実施例
- (1)インタークーラー気流音の低減(日産自動車)
- (2)外側実験が直交表の例 センサーの環境特性の改善
- (3)計算による動特性の場合の事例の場合 電流出力回路の温度特性改善
- 9.静特性の実施例
- (1)簡単な電気回路計算実験の例
- (2)錠剤の最適成分検討
- (3)機能窓法
- ◎ 質疑応答
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