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『タグチメソッド(品質工学)算法』第3章

   

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望小特性値と解析法

 

 

3.1.

望小特性値でL18直交表実験データの解析

 

 

 

小さければ、小さいほどよい特性値を望小特性値という。

 

データを******として、SN比を求める式は次のようになる。

 

 

 

SN=-10log((*******)/*)

 

 

 

Excelを用いて望小特性値データを解析する。L18直交表を用いたデータ

 

を扱う。次の計算シートで□の中にデータをインプットすれば、

 

望小特性値のSN比が計算される。(この計算シートは望大特性値の

 

SN比も同時に求まるようになっている)。

 

望小特性値は誤差因子Nの水準数が3であるから、

 

 

 

SN=-10log((*******)/*)

 

 

 

であり、1行目で計算すると、

 

 

 

SN=-10log((*******)/*)

 

   =*****db

 

 

 

となる。

 

 

 

(注)計算シートでは望大特性値のときもSN比も求めている。

 

計算は1行目は、

 

 

 

SN=-10log((*******)/*)

 

   =-10log((*******)/*)

 

   =-10log((*******)/*)

 

   =-****db

 

 

 

となる。

 

 

 

表1

 

 

 

 

<参考>Excelでの回帰分析の操作は、pV〜\を参照して下さい。

 

 

 

回帰分析実行後には、次のような実行結果が出力される。

 

 

 

 

 

 

SN比を最大にするには、** ** **である。このときSN比は、

 

***+*+***+***+***=****dbとなる。

 

 

 

現行は** ** ** **であるから、

 

SN=-**-**+**+**+*=-***dbとなる。利得(ゲイン)は、

 

**+**=****dbとなる。真数では、**=***となる。

 

 

 

現行のときよりバラツキは、*/*になったことになる。

 

 

3.2.

望小特性でL12直交表実験データの解析

 

 

 

L12直交表実験のデータは下の画像のようになっている。

 

望小特性のSN=-10log((*******)/*)であるから、ここでは

 

n=*として、ExcelでSN比を求めると、たとえばNO.1は、

 

 

 

=-10*LOG(*******)/*)=-***db

 

 

 

 

L12直交表実験データ

 

 

 

L12直交表で第2水準の*を*におきかえて、回帰分析を実行すると

 

次のようになる。

 

 

 

 

 

 

 

回帰係数の絶対値が大きい要因を4つとって、SN比を最大にする

 

最適条件は** ** ** **で、このとき、

 

SN=-**+*+**+*+*=****dbとなる。

 

真値に直すと*=*/****となる。

 

つまりばらつきが*/****となる。

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