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ゼロエミッションをいかに低コストで実現するか!!

待ったなし!カーボンニュートラルと省エネルギーの革新


   

新たな省エネルギーのニーズに立ち向かうのはエクセルギー理論の徹底活用です。

講師: 宿谷昌則
東京都市大学名誉教授,LEXSdesign研究室,工学博士
武田彰夫
株式会社MIC武田技術士事務所 代表取締役
技術士 (情報工学,環境)
日時: 2022年6月15日(水)10:00〜17:00
1日集中講座
受講料: 43,000円(消費税込)※テキスト代を含みます。
会場: オンライン講座(オンライン講座について
職場・自宅 全国どこからでも参加できます。
「ZOOM」を使用します。
※アプリをインストールせずブラウザから参加できます。

※録音・録画はご遠慮下さい。


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セミナーのお申込は買い物カゴには入らず直接お申込入力となります。


●受講のおすすめ

企業経営にとって最重要の課題の一つとなっている,カーボンニュートラルの実現方法は,エネルギーのゼロエミッション化と省エネルギーです。
IEA(International Energy Agency)の報告書において,カーボンニュートラルの達成に至る道筋で,省エネルギーの寄与率は,過半数近くであるとされています。エネルギーのゼロエミッション化においても,「水素エネルギーをいかにコスト安く得るか,自然エネルギーから,いかに多くの利用エネルギーを得るか,化石燃料からのゼロエミッションを,いかに低コストで実現するか」など,エネルギーのコストダウンが成功の鍵となります。
エネルギーのコストダウンは,すなわち省エネルギーです。
新たな省エネルギーのニーズに立ち向かうには,エネルギー概念を基礎とする従来法のままでは不可能で,新たな概念のもとに,費用対効果が圧倒的に高い取り組みを継続する必要があります。
このこたえが,「エクセルギー理論の徹底活用」ですが,我が国では,エクセルギーが普及していません。省エネルギー法にも,「エクセルギーの観点から省エネルギーを進めるべき」との記述(注)がありますが,方法論が具体的ではありません。
講師の一人は,エクセルギー理論の基礎研究とその応用展開に一貫して携わり,発表論文や著書が多くの海外研究者から引用されている,エクセルギー研究の第一人者です。他の一人は,企業において,長年にわたって,エクセルギー応用の技術指導を実施している技術コンサルタントです。
セミナーでは,カーボンニュートラルと省エネルギーに関わる幅広い内容を,技術系はもとより,事務系の方にも,分かりやすく解説します。

(注)工場等におけるエネルギーの使用の合理化に関する事業者の判断の基準(令和3年3月31日経済産業省告示第69号(一部改正))
2の(1)「熱の効率的利用を図るためには,有効エネルギー(エクセルギー)の観点からの総合的なエネルギー使用状況のデータを整備するとともに,熱利用の温度的な整合性改善についても検討すること。」

〔先進企業〕

我が国は,省エネルギーの先進国と言われていますが,それは,あくまで省エネルギー法の目標「エネルギー原単位年1%の改善」のレベルです。カーボンニュートラルのためには,この改善速度を,大幅に引き上げる必要がありますが,これは従来法のままでは不可能です。
カーボンニュートラル宣言企業のエクセルギープロジェクトのリーダーから,以下のような感想が寄せられています。

  • 従来法では,施策が単発的であった。エクセルギー利用の結果,数多くの施策が同時に提案できるようになった。
  • 従来法では,候補の施策があっても,経済効果まで結びつけることが難しかった。エクセルギー利用の結果,潜在的な施策を,経済効果に結び付けられるようになった。

なお,エクセルギーの利用は,従来法を排除するものではなく,必要最小限の従来法を駆使します。したがって,従来法での経験が豊富な企業ほど,エクセルギー利用の効果は増大します。

〔発展途上にある企業〕

発展途上にある企業は,第一歩として,現在の先進企業のレベルに追いつく必要があります。新手法を取り入れることにより,長年月を要して達成されている先進企業のレベルに,一気に追いつくことが可能です。

◎想定受講者
  • 技術系・事務系を問わず,カーボンニュートラル関連部署および関係者
  • 省エネルギー・エネルギーマネジメントの担当者および関係者
  • ISO事務局および関係者

●セミナープログラム

I.エクセルギーの考え方
1)エクセルギーの基礎理論
2)エクセルギー理論の利用方法と最新研究動向
II.企業におけるカーボンニュートラルの進め方
1)カーボンニュートラルの動向
2)カーボンニュートラルの具体的な進め方
  ・大企業の場合
  ・中小企業の場合
III.エクセルギーを使った省エネルギーの実際
1)従来型省エネルギーの革新事例
  ・ボイラー,コンプレッサー,空調機
2)ゼロエミッションエネルギー技術の解析事例
◎ 質疑応答

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