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生産部門だけではない。今必要なのは『設計の「見える化」だ!』
新刊好評発売中!
CD-ROM版+くるみ製本(約100頁)
定価:15,200円(消費税込)+送料
※くるみ製本 、CD-ROM版もあります。
◎編著 :
新井啓介氏
新井技術士事務所 所長
●必要な頁がすぐ検索できる。CD-ROMに含まれる文書ファイル(PDF・アクロバット形式)は,著作権上直接書き替えはできません。
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このボタンをクリックすると『設計の「見える化」−CD-ROM版+くるみ製本』が買い物カゴに入ります。
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編著者の言葉
「見える化」は,トヨタ式の単行本では「診える化」としているが,生み,育てたのはトヨタである。しかし,その「見える化」の出版物は,すべて生産に関するもので,設計に関する「見える化」はない。
それでは,「設計の見える化」は必要ないのであろうか?
そのようなことはない。むしろ真っ先に「見える化」する必要があり,生産部門に比べて,設計の改善・改革が遅いのは,「見えない」ことによる弊害とも考えられる。
また,「見えない」ことは,設計業務の「悪さが見えない」ことである。
この「設計の悪さが見えない」ことが「隠れ蓑」にもなって,設計の改善・改革に対して,
- 必要ないと考えている,
- 今のやり方が習慣(惰性)になっているから抜け出したくない,と思っている,
- やろうとしても,出る杭は叩かれれそうだからやれない,
- 改善・改革に踏みきるには,説得が難しく勇気がない,
など,これらが抵抗になっている。
そこで,本書では「設計の見える化」は,「設計の目で見て分かるマネジメント」で,管理者のマネジメントの中に組み込み,マネジメントサイクルを回しながら,設計改善・改革の重要なアイテムとして推進するための手順にして紹介する。
内容項目
- (はじめに)なぜ,「設計の見える化」が達成できないのか
- (1)「設計の見える化」とは,「設計の目で見て分かるマネジメント」である。
- 1)「設計の目で見て分かるマネジメント」とは,FPDSサイクルである。
- (1) F(Find)で,設計情報のムダとり(マイナス情報)を行うことである。
- (2) P(Plan)は,「見えない」ものを「見える(見せる)化」することである。
- 1.会社の経営指標と,設計の付加価値分析の「見える化」
- 2.情報共有化のための「見える化白板」の設置
- (3) D(Do)は,「設計の見える化」で実現するための手順とその項目を決める。
- (4) S(See)は,「設計の見える化」を点検・評価し,Fへフィードバックする。
- 2)設計管理者のマネジメント力を「見える化」
- (1) 設計のマネジメント上の問題点の「見える化」
- (2) 設計プロジェクト組織化の問題点の「見える化」
- (3) 設計者への動機付けとコミュニケーションの「見える化」
- (4) 設計の変革のための「見える化」
- (2)「設計の見える化」とその手順
- 手順1)「設計の5S(整理・整頓・清掃・しつけ)を30日間で実施する。
- 手順2)設計の「目標(あるべき姿)」と「目的」を「見える化」して思想統一する。
- 手順3)設計の基本的条件の「見える化」
- (1) 設計業務の流れ及び設計室の「見える化」
- (2) 設計に関する3つの標準化の「見える化」
- (3) ISO9001(7.2項)の「見える化」
- (4) 設計の基本思想(「擦り合わせ・モジュラー型」)の「見える化」
- (5) 情報セキュリティ・リスクマネジメントの「見える化」
- (6) 製品安全の「見える化」
- (7) 設計のツールの「見える化」
- 手順4)設計者の日程計画の「見える化」
- (1) 設計者にタイムマネジメントを導入する。
- (2) 設計者個人の一日の計画/実績作成と「まとまり分析表」の「見える化」
- (3) 設計差立板の作成
- (4) 設計者の育成(教育)とその日程の「見える化」
- 手順5)設計の段階別の「見える化」
- (1) 設計創出の思考回路と源流(開発)設計の「見える化」
- (2) 製品・詳細設計の「見える化」
- (3) BOM中心のモジュール化設計の「見える化」
- (4) 試作/試験の「見える化」
- (5) 生産設計の「見える化」
- 手順6)設計の課題別の「見える化」
- (1) 「設計期間1/2化の実現」の「見える化」
- (2) 設計トラブル(クレーム,設計不良,設計ケアレスミス,設計間違い)の「見える化」
- (3) 顧客の「見える化」
- (4) 設計レビュー(DR)の「見える化」
- (5) 設計者と派遣設計者のベストミックス・マネジメントの「見える化」
- (6) 外注設計のアウトソーシング・マネジメントの「見える化」
- (7) 製品品質保証の「見える化」
- (8) 製品コストの「見える化」
- (9) 設計の「継続的改善活動」の「見える化」
- (あとがき)「設計の見える化」のまとめ
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