我国で唯一の経営コンサルタントの国家資格。１次試験と２次試験があり、１次試験は「経済学・経済政策」「財務・会計」「企業経営理論」「運営管理」「経営法務」「経営情報システム」「中小企業経営・中小企業政策」の７科目である。
２次試験は「組織（人事を含む）」「マーケティング・流通」「生産・技術」「財務・会計」の４事例である。

中小企業診断士試験対策

　１次試験は択一式（マークシート方式）で行われます。そして、各科目とも試験範囲がとても広いです。また、合格基準が「総点数の60％以上であって、かつ１科目でも満点の40％未満のないこと」です。これらの特徴を踏まえて、合格するために最も重要なことは「出題頻度の高いテーマの演習問題を繰り返し解くこと」です。たとえば、経済学科目の試験対策は、経済学の専門家のように理論を深く理解することではなく、出題頻度の高い「IS-LM分析」などの問題の解き方を訓練することです。そして、択一式なので問題が解けなくても（どれかにマークすれば）正解してしまうこともあり、全ての問題を解かなくても合格基準である60％に達することができるのです。
　２次試験は記述式で行われます。そして、正解（模範解答）や採点基準が公開されません。ですので、合格するために最も重要なことは「２次試験で何をどう書けば得点が入るのかを理解すること」です。２次試験受験生の最大の悩みは「何をどう勉強すればいいかわからない」ということなのです。逆に言うと、２次試験の正しい学習方法を理解できれば合格は難しくありません。

【講座の特長】

　１次試験対策講座は、全７科目を対象とした１４冊のテキストと添削２１回（３回/科目）がセットになった通信講座です。１ヶ月に１科目ずつ学習を進め、モチベーションを維持しながら学習を進めることができます。また、添削は当センター講師が作成する「オリジナル予想問題」です。過去問を徹底分析し、出題頻度の高いテーマを中心にまとめた的中率の高い問題を繰り返し解くことで、「解き方のパターン」を覚えることで学習効率が高まります。
　２次試験対策講座は、２次試験合格マニュアルをテキストとして使用し、講師が詳しく講義するスクーリングと過去問の添削１２回（４事例×３年分）がセットになった通信講座です。合格マニュアルでは、与件文の読み方、解答の方向性、得点が上がるキーワードや表現方法、過去問の解答と解説など２次試験の学習方法を網羅しています。そして、講師がスクーリングで詳しく解説するので、理解が深まり、また不明点や疑問点を講師に直接相談することができます。さらに、過去問の添削を通して、得点アップする具体的なアドバイスを受けることができます。
　１次試験は「オリジナル予想問題」、２次試験は「合格マニュアル」を活用して、１次・２次ストレート合格を目指しましょう。